MicroBio μ3D™ AutoScannerはコロニーを3D解析することで正確に菌数を測定します。準備した培地を装置にセットするだけで、全自動でコロニー数を計測。マイクロコロニーのレベルから検出し連続モニタリングしますので、従来の目視での検査法に比べより迅速かつ正確に菌数が測定できます。
特長と原理
■コロニー3D解析で正確に菌数を測定(特許取得済)
• コロニーの陰影をカラーカメラで撮影する特殊技術により、コロニーの3Dデータを作成し、製品由来の残渣等との判別を実現。
• レンズの色収差を利用した多段焦点方式により、寒天表面からの深さに関係なく同時に焦点を合わせることで、混釈培養でも確実に測定できます(色収差とはレンズで像をつくるときに、光の波長によって像にずれが生じること)。
■コロニー検出を知らせるアラート機能
スマートフォンや携帯電話などに、コロニー検出や菌数を通報する機能があります。またスマートフォンに測定画像を転送することも可能で、装置から離れた場所でも必要な情報を取り出すことができます。
■食物残渣の影響を受けずに正確なコロニー計数が可能
コロニーと食物残渣の3D画像を比較すると、食物残渣の3D画像は、微生物のものとは異なっており、円形ではなく不規則な形状をしています。
■装置導入により期待できる効果
仕様
品番 | MB-IN0010 | |
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機種名 | MicroBio μ3D™ AutoScanner | |
検出原理 | マイクロコロニーの3D連続モニタリング方式 | |
検出対象 | 細菌、酵母、カビ | |
処理枚数 | 100枚 | |
培養制御温度 | 室温+5℃~55℃(PID制御) | |
測定環境 | 温度 | 15~30℃ |
相対湿度 | 20~80%(結露なし) | |
電気的定格 | 電圧 | 100V |
周波数 | 50/60Hz | |
電流 | 20A | |
重量 | 280kg | |
本体寸法 | 175cm(高) ×80cm(幅) ×70cm(奥行) | |
推奨床面積 | 機器本体:200cm(高) ×90cm(幅) ×80cm(奥行) ※他の必要面積:機器前面80cm程度(ドア開閉)、 コンピュータセットの設置スペース |
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ソフトウエア | MicroBio μ3D™AutoScanner ソフトウェア | |
付属品 | 制御用PC、PCモニター、ソフトウェア |
※本製品は医療機器ではありませんので、診断に用いることはできません。
※MicroBio μ3D™AutoScanner はマイクロバイオ株式会社の開発・製造の商品です。