CyView™はシステム制御と倍数性やゲノムサイズ測定のデータ解析が統合されたソフトウェアです。
サンプル調製の際に断片化した核の影響を取り除いた上で、倍数性やゲノムサイズをヒストグラム上で解析することができます。
CyView™はピークの検出を2種類の自動アルゴリズムで行うか、手動で行うかを選択することができます。

・ 倍数性の決定
・ ゲノムサイズの決定
・ C-value
・ ホモ／異数ハイブリッド
・ 異数性(Aneuploidy)
・ 核内倍数性(Endopolyploidy)
・ 断片倍数性(Agmatoploidy)
・ 無融合生殖(Apomixis)および繁殖形式
・ 異質倍数性ゲノム組成(Allopolyploid genome composition)
・ 性の決定
・ 細胞型の分布
・ 希少細胞型
・ 細胞や精子の細胞数計測

CyFlow Ploidy Analyserは、DNAを染色する蛍光色素を使用することで倍数性やゲノムサイズの解析をすることができます。ゲノムサイズ解析には、検出される各ピークのCV値が低く、ゲノムサイズに比例した染色が行えるDNAインターカレーターが適しています。
一般的に、これらの用途に用いる蛍光色素としてはヨウ化プロピジウム（PI）やDAPIが挙げられます。
波長532 nmのグリーンレーザーが搭載されたCyFlow Ploidy Analyserは、PIを最高の効率で励起できるため、波長488 nmのブルーレーザーを搭載した標準的なフローサイトメーターよりも優れた結果が得られます。
DAPIは他の細胞小器官への影響が少なく、DNAへの結合能が良いので、倍数性レベルと異数性を解析するのに適した色素です。
波長365 nmのUV-LEDを搭載したCyFlow Ploidy Analyserは、DAPIを効率よく励起することができます。

CyFlow Ploidy Analyserは植物や動物細胞、微生物の倍数性解析や
高精度のDNA／ゲノムサイズ解析用に設計された、コンパクトなフローサイトメーターです。

本体

• • 寸法：幅381 mm x 高さ 279.5 mm x 奥行 280 mm(オートローダーなし)
    幅741 mm x 高さ 279.5 mm x 奥行 370 mm (オートローダーあり)
    ディスプレイ開時 高さ 528 mm

 

• 重量：11.5 kg
• 電源：AC 100-240 V、50/60 Hz
• 消費電力：60 VA
• 動作環境：15 – 30  °C、湿度20 ‒ 85 % （結露しないこと）

※本製品（項目）は医療機器ではありませんので、診断に用いることはできません。

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Cyflow Ploidy Analyser