フローサイトメーター

世界のリサーチ分野のお客さまへ先端の検査装置のご案内です。

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RF-500は計数の正確性を重視し、安定した光学・流体設計となっており、一度測定条件を設定すれば煩わしい感度調整や蛍光補正が必要ありません。ソフトウェア言語は日本語、英語に対応し、充実した精度管理プログラムで経日変動を管理することができ信頼性の高いデータを取得ができます。

RF-500の特徴

■起動時に流路の洗浄とバックグラウンド値の測定を自動で行います。

■精度管理プログラムで経日変動を簡便に確認することができます。


■ガイダンス付きの測定条件の設定と本測定という2段階のワークフローで、
 同条件で複数サンプルを測定する際に便利な設計となっています。

■Gain/PMT電圧の設定がスライドバーを用いて簡単にできます。

RF-500を使用したアプリケーション例

■In vitro培養ヒト間葉系幹細胞のCD抗原発現解析

ヒト骨髄由来の間葉系幹細胞を細胞表面抗原(陽性マーカー:CD90, CD73, CD105、陰性マーカー:CD14, CD19, CD34, CD45, HLA-DR)に対応する蛍光標識抗体で染色し、RF-500で測定しました。(各陽性リージョンはIsotype controlの結果を基準に設定)


■iPS細胞の未分化マーカー解析

ヒトiPS細胞を転写因子(陽性マーカー:Sox2, Oct3/4)及び細胞膜抗原(陽性マーカー:TRA-1-60, SSEA4、陰性マーカー:SSEA1)に対応する蛍光標識抗体で染色し、RF-500で測定しました。(各陽性リージョンはIsotype controlの結果を基準に設定)

使用細胞:ヒトiPS細胞201B7※) 京都大学およびiPSアカデミアジャパンの使用許諾を得て使用

※) Takahashi K et al., (2007) Cell


■ヒト末梢血のCD抗原発現解析

抗凝固処理したヒト全血を細胞表面抗原(CD3, CD4, CD8, CD19)に対応する蛍光標識抗体で染色し、RF-500で測定しました。


■微生物の生死判定及び菌数測定

各菌種の懸濁液をSYTO 9(生菌と死菌の染色)及びPropidium Iodide(死菌の染色)で染色し、RF-500で測定しました。

仕様

蛍光検出感度(MESF) FITC≦150, PE≦100
蛍光検出分離能 CV≦3%
最小検出粒子径 0.5um
ダイナミックレンジ 24bit(Area)
レーザー数 1(488 nm)
検出部・フィルター FSC,SSC,FL1:527/30nm,FL2:595/50nm,FL3:695/50nm,FL4:>750nm
同時取得可能パラメーター 6 (FSC, SSC, 蛍光4)
最大波形処理速度 100,000 events/s (測定条件による)
再現性(カウント) CV≦2.5%
寸法 幅 350 × 奥行 540 × 高さ 574 mm
重量 約38kg
電源 AC100-240V (50Hz/60Hz)
消費電力 350AV(測定部のみ)
動作環境温度 15 – 35℃
動作環境湿度 20 – 85% (結露しないこと)
設置場所 直射日光、粉塵、振動は避ける
データ出力フォーマット Flow Cytometry Standard (FCS) 3.1

製品情報

*1はオプション品。 *2は消耗品。
本製品(項目)は医療機器ではありませんので、診断に用いることはできません。


導入事例のご紹介 1. 株式会社薬物安全性試験センター様

株式会社薬物安全性試験センター 吉見研究所 第三試験室

小熊義宏様、菊池正憲様、根岸保則様

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<主な用途>

In vivo小核試験による薬物の毒性評価

RF-500による小核試験結果

a) 対照マウスから採集した骨髄サンプルにおける、小核を有する幼若赤血球を評価。小核発生率は3%。

b) 薬剤処理したマウスから採集した骨髄サンプルにおける、小核を有する幼若赤血球を評価。小核発生率は4%。

ラベル記載例


<お客様から>

非臨床安全性試験受託機関として小核試験を実施している当社において、従来の鏡検法は観察・計数が大きな負担となっていました。RF-500を導入することでより多くの細胞について短時間かつ客観的に測定結果を得ることが可能となり(測定結果は鏡検法と同等)、これまでの負担を大きく軽減することができました。

RF-500の操作画面はアイコンが大きくてわかりやすく、直感的に操作でき習得しやすいため容易に導入できました。またシース液のロットも画面上で管理可能で、期限切れの試薬の誤用を防止でき便利です。

なお、現在はin vitro 小核試験についても検討を行っております。


導入事例のご紹介 2.早稲田大学 教育・総合科学学術院様

早稲田大学 教育・総合科学学術院 教育学部 理学科 生物学専修 大学院先進理工学研究科 生命理工学専攻

加藤尚志先生、小川斐女様、小俣和輝様

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<主な用途>

魚類、両生類などの有核血球の血算

図1

アクリジンオレンジ染色によりアフリカツメガエル末梢血球は4集団に分画される。

 

 

 


<お客様から>

私たちは実験科学における「非モデル動物のモデル化」の潮流の中で、ナショナルバイオリソースプロジェクトのリソースを利用して、ツメガエルメダカの基準血算値を確立し、血球や造血の研究のための新しいモデル動物の確立を進めています。哺乳類以外、すなわち魚類、両生類、爬虫類、鳥類では、全ての末梢血球は有核細胞です。しかし哺乳類血球用の自動血算装置は、有核赤血球や有核栓球(血小板に相当する巨核球様の細胞)には対応しないため、血算盤を使った顕微計数に頼るしかありませんでした。そこで、アクリジンオレンジ(AO)で蛍光染色後の血球をフローサイトメトリーで計数する方法(Sato et al., Sci. Rep., 2018)を確立し、次いでルーチン測定のために研究用フローサイトメーターRF-500を用いたワークフローを確立しました。この結果、起動から解析~シャットダウンまでが容易かつ短時間になり、より多くの試料の血算が可能になりました。



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フローサイトメーター RF-500 研究用

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